2006-09-12

[]「ドロヘドロ 1~8」 林田球

ショッキング!ということで、ある人が世の中で一番おもしろい漫画と言っておられたので読んでみたらまあスゲエ面白かった。読む前のイメージではグロ絵の印象があったのだけど、それがなんというかポップというか、わけ解らないけどそんな感じ。グロいのになんの抵抗もなく読める。グロかっこいいとでも言っておくか。グロかっこいいの頂点はシグルイなんですけども。

それはともかく話が異様に面白い。魔法使いの世界と普通の人間の世界があって、そこを行き来するにはドアが必要で、魔法使いは普通の人間が住むホールに行って魔法の練習をしたりするのだけど、そこになんと魔法の効かナイトカゲニンゲンガイテソイツガマホウツカイヲアタマカラカミクダク!ミズギギャールヲカミクダクッ!てまあ途中から恵比寿になったけども、なんとなく序盤はそんな感じの話です。

とりあえず中の人がいるという話でいっぺんに持っていかれた。全体的に謎めいていてそれがちょっとずつ明らかになっていって、話は進んでいくという展開であり、読めば読むほど理解が進む感じなのでどんどん読みたい。どんどん読ませて欲しい。

しかしトカゲのカイマンと二階堂やら博士辺りのホール側の話も面白いけれども、魔法使い側の話もこれまた面白く、はっきりいってキャラが立ちすぎです。全員。十字目の人たちも面白いしなあ。主人公不在といってもいい感じである。あとまあこの漫画は無駄巨乳が多い…巨乳キャラである必要性がないのにいびつなまでに巨乳…!というか普通にかわいい女キャラが描けるのに滅多に描かないのがまたいいですね。

あとまあ女性キャラもそうなんですけども、顔とキャラクターが一致しない事が結構あるのだけど、それもまたキャラを立たせる効果を出してるような。まーなんにせよ読んでるうちに大葉ギョーザが食べたくなること必至であります。ヒッシデアリマス!

しかしまあ砂ぼうずとか谷仮面とかもそうですけども覆面系の漫画に最近はずれがないなあ。他にあんまり知らないけど。あ、キン肉マンもそうだ。最近じゃないけど。

ドロヘドロ (8) (BIC COMICS IKKI)

ドロヘドロ (8) (BIC COMICS IKKI)

[]文章にするとたいしたことないしありがちだけど実際にやるとへこむぜ

メガネかけたままの点眼。

[]書を捨てないで、町へ出ない

先日も書いたのですが、ダイエットについて考えておったのですけれども、こう、家に帰ってまっすぐにパソコンに向かう日々というのも体重増の一因となっているのではないかと思い「パソコンを捨てよ、町へ出よう」というようなことを思ったのですけども、別に捨てなくてもいいじゃんねえと思ったわけであり「書を捨てよ、町へ出よう」というタイトルは「赤あげないで、白あげて」とかそういうゲームに少し似ているなというようなことを思ったりしているだけで体重が2キロくらい落ちました。