正直序盤のノリは完全にバカにしてたんで、今まで2回ほどリタイアしてたんですけど、今回序盤を頑張って見てたら完全に面白くなってしまったというのは途中の感想で書いてたんですけど、最後まできっちり面白くて終わりました。今まで555至上主義だけどカブトもいいよねくらいだったところに、ブレイドが割り込んできました。見終わった今の感情としては555より良かったところもあったというか、序盤の雑さなんだったのってくらい丁寧に拾って行くのよね各々の感情を。伏線とかじゃないのよ。感情を。ライダー4人共に思い入れが出来てしまうくらいキャラが掘り下がってたし、レンゲルが正気に戻るまでどれだけかかるんだよと思うくらいしつこくやってた。序盤の橘さんの不安定な感じも結構長かったけど、正気に戻るとちゃんと仕事するんだよこの人たち。橘さんはまともだったころを知らないままだったから、見てる方が不安になってくるのよね。そして剣崎と始は、最終話でジョーカーが俺たちは戦うことでしか解り合えないんだみたいなこと言ってたけど、お前ら一年かけて解り合ってきたじゃあないかよと思って寂しくなったけど、もう戦う以外に道はないと思ってる始の気持ちがそれを言わせてるんだろうなっつうか、あそこでジョーカー封印してたらどうなってたんだろうね。そしてジョーカーになった剣崎、人類を救うために自分が犠牲になればいいみたいなの、今までの剣崎見てるとなんか急にそうなった気がしたけど、最初から優しい男だったからな。人を信じることしか出来ないお人好しがよー、もうなー。泣ける。あとキングフォームかっこよかったよ。来週は映画が配信です。戦いは終わってはいなかったって余韻とか知ってるかな予告くんよ。
