ジョジョラビット
非常によかったです。サム・ロックウェル久々に見たというか、悪役じゃないの久しぶりに見た気がしますが、芯がしっかりしてる適当なおっさんってなんでこんな魅力的なんだろって考えさせられてしまった。自分がこんなふうになれないということが薄々わかってきたからこそ魅力的に思えてしまうんでしょうか。スカーレット・ヨハンソンもよかったしジョジョもエルサもよかったというか、細かいところで気持ち良い気付きがあって面白いというか非常に丁寧な映画でした。心情の変化が一番丁寧というか、イマジナリーフレンドのおかげでコメディ感あったけど、コメディで包みきれない悲壮感で感情がおかしくなる感じもありました。あと友達の太っちょがよかったな。
最強殺し屋伝説国岡
安いモキュメンタリーをずっとやるんかなと思ってたら、きっちり面白い映画に仕上がってて、ある意味べいびーわるきゅーれより面白い部分があったというか、殺し屋とかやってる国岡が酒飲んでくだ巻いてるシーン、絶対既視感ある人たくさんいると思うっていうか、お前普通じゃないのに普通にそんなに憧れてんのかよっていうのでぐっと引っ張り込まれちゃったし、アクションも思ってたより気合入ってたんで見入ってしまいました。しかしあのリアル系アクションで最近よく見かけるジャッキーチェンみたいなボコボコパンチの連打って効くのかね。それはまあそれとして、もうちょっと続きが見たいと思う映画だった。
アムステルダム
知ってる役者さんばっかり出てきて、とんでもなく名作の雰囲気はあるんだけど、所々で置いていかれるというか、あれいま冗談言ったんだなっていうタイミングが結構大事っぽいところと被ってくるというか、スカしのタイミングが噛み合ってない感じがして、乗っていくところで乗れなくなっちゃうというか、今書いててなにも言ってない感じしますけど、何かそういう掴みどころのない映画だった。でも演技がいいのでその雰囲気で最後まで見てられた感じっす。
