2006-11-20

[]「少年エスパーねじめ 1~2」 尾玉なみえ

「みつおとみちるが 五分以内に交換日記を二往復させると大きい乙女 純情パインとなる 純情パインは怪獣と戦う」ということでそれは純情パインだった。パイィィィイン。でも純情パインも載ってたんですもん。そっちはそっちで面白かったんですもん。

ねじめは白エスパーで街にはびこる暗黒エスパーたちと戦ってゆくのです。おわり。って終わらないですけど、すんげえ感想が書きにくい面白さだ。書けなければ書かなければいいだけの話なんでしょうけども。

というか完全に絵柄に騙されていた。こんなかわいいんだかかわいくないんだかよくわかんないような絵柄だったら面白いんだか面白くないんだかもよく分かんないであろうと思っていたのに。普通に面白かった。普通に面白いという表現は適当ではないような気もするんで、普通じゃなく面白かった。と言い替えるべきか。

しかし見てるうちに絵柄にもなんの違和感も感じなくなるところがすごい。むしろこの絵柄がよくなってくる。嫌いが反転して好きになったら普通の好きより好きなんですよという感じであります。前にもこれ書いたな。あーというか内容に全然触れてない。内容自体はまるっきりギャグマンガなんですけれども、今まで自分が笑えなかった部分で笑わされているというか、新たに漫画で笑う領域を広げられているというか開発されているというかそういう感覚の喜びが。

ともかく二巻目が出ているわりにものすごく唐突に終わっているのがもの悲しい。こんなに面白いのに。るきじが暗黒エスパーとかいう辺りから人気落ちたのかな。この漫画が打ち切られるならばもっと打ち切られてもいい漫画ってあるような気がするけども。打ち切り漫画家というキャラを手に入れたのだから結果的にはよかったのか。はてさて。あとヘビの超能力がメテオだったのでよかった。

少年エスパーねじめ 1 (1) (ジャンプコミックス)

少年エスパーねじめ 1 (1) (ジャンプコミックス)

[]杉浦さん

NOAH鑑賞。中嶋を久々に見て思ったけど健介って復帰したんですかね。と思って調べてみたら、来年早々に復帰するみたいだ。やっぱり主戦場は全日本なのかしら。それはそれとして潮崎豪ムーンサルトプレスは綺麗すぎて恐ろしい。絶対膝壊すよなああれじゃあ。

タッグトーナメントは普通にものすごい試合やってたのでビックリして引いた。なんだ。タイトルマッチか。森嶋・ヨネは何度か見てたから普通だったけど杉浦・力皇はなんとなく新鮮な感じがして面白かった。しかし毎度毎度思うのだけど、俺がこう、杉浦を見るときにはなんだか特別な気持ちになったりするのでもしかするとこれは恋なのではないだろうかと思うけどそんなのいやだ。気持ち悪い。森嶋のバックドロップは見た目がとてつもなく派手な割りに威力はそれほど…と思っていたんだけども、フィニッシュのバックドロップがエグすぎたのでなんかすいませんという気持ちになった。

丸藤vs三沢の前哨戦を見ながら頭の中で百回くらいシミュレートしてみたのだけど、タイトルマッチで三沢がやられるという絵が全く浮かばない。丸藤がいくら頑張っても時間切れ引き分けまでしか想像できないんだよなあ。そこをひっくり返してくれたらというかひっくり返してくれるんだろうけど、どんな形になるのか非常に興味深い。あと東京愚連隊がちょっとだけ見られてよかったです。あとキャトル・ミューティレーションも見られたよ。

[]剃ればいいのに

アゴヒゲはまあなんとも思わないのだけど、口の周りに生えるヒゲが疎ましい。正確に書くと口の周りにヒゲの生えた鏡に映った自分の姿がなんだか疎ましい。剃っても剃っても生えてくる。そってもそっても。とってもとっても。もっとももっとも。やってもやっても。やっさいもっさい。