2006-08-30

[]「Y十M 柳生忍法帳 4」 せがわまさき 山田風太郎

んふっ…もうあれですねえ、原作に忠実で絵が上手いとしか言いようがないな。前の巻の感想も似たような感じのことしか書けなかったし。とりあえず走りながらの戦闘シーンの格好良さには参った。漫画であれだけの疾走感というのは出るものなのだな。今まで見た漫画の戦闘シーンで最高レベルのものを見せられたような、そんな感覚が。

あとねえ、この人の描く人間の質感がすごい。デビューの辺りではCG絵モロ出し感に馴染めなかったんだけど、読めば読むほど上手くなりすぎていて感心する。ともあれぴっちりと原作通りに話が進んでゆくので、ある種の物足りなさもあるけどもこれはこれで安心感がある。原作面白いしね。

でまあ、前にも書いたような気がしますけど、この漫画は山風小説にある萌えの部分を抽出してる感じもしますな。元々持ってる萌え要素を抽出して増幅している感じ。まあ原作読んでると萌えというよりエロに感じてしまうのだけど。それとは関係ないけど悪役があんまり悪役っぽくねえですよね。翻弄されすぎ。それはそれで面白いのだけど。

[]同じだ

オー!マイキー」と「ピューと吹く!ジャガー」のエクスクラメーションマークの使い方。一回上がって落ちるような気がするのだけど皆様はどのように頭の中で発音しておられるのか。

[]やっくんさん

無職のときには何故だか毎日のように見ていたものだけど、俺がこう、平日に毎日仕事している間にもはなまるマーケットはオープンし続けているのだろうな…ということを考えて何故だか妙な気分になったのさ。