2006-08-08

[]「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 1~13」 安彦良和

ちんたら読んでた安彦ガンダムですけども、ようやく既刊の分は読み終わった。正直序盤から中盤までは初代ガンダムの焼き直しというか、単なるコミカライズだと思っていたというか、トニーたけざきガンダム漫画のおかげで全体的にギャグ漫画っぽいものを感じていたんですが、シャアセイラ編から急速に面白くなっていく。

というか、完全なオリジナルというか、アニメで語られなかった部分を補完していく作業を行っているのだけどもこれが、すげえ。機動戦士ガンダムというアニメはよくできたアニメであり、ほとんどの内容は頭の中に入っているつもりだったのだけど、こんなにも知らないことがあるとは。単純に語られていなかったというのもあるかもしれないし、詳しい人にはもう常識な事かもしれないですけど、俺は知らなかったので面白かった。

あと安彦さんはランバ・ラルとかクラウレ・ハモンとかドズル・ザビがわりと好きなんだろうなあという印象である。元々いいキャラではあるけれども。ガルマもわりと愛しているのでありましょう。これのおかげでラルのファンは激増すると思われる。ラルファン。どっちかといったらマ・クベの方が好きな俺ですらラルファンに。

とりあえず今のところはルウム編の前編で終わっているので、もうじき最初に追いつくのだろうけれども、なんだろう、この回想で延々と引っ張るというのはなんとなくシグルイっぽいやり方であり、ガンダムという物語にも非常にハマっているなと感じた。

そんでこれから赤い彗星が五隻の戦艦を沈めたり黒い三連星レビルを捕らえたり青い巨星が飲んだくれたりしてモビルスーツの優位性を証明することになるのでしょう。というかこの人の描くモビルスーツの格好いい事よ。しかも古ければ古いほど格好いいのは何なんだろう。旧ザクとかすげえ。あ、そうそう一個だけ懸念があるとすれば、これあと何年あったら完結まで持って行けるんでしょうかという不安だけが残っております。面白いのでいいんですが。

[]まだ始まってもいねえよ

実際にその人が出ていた映像は全く見ていないのですが、日曜日のいいとも増刊号を見ていたところ月曜日のテレフォンショッキングのゲストは金子賢さんですという振りで本人の写真と共に肩書きがついており、それが「格闘家」だったのでちょっぴり驚いたりしたわけですが、わたしは眠いです。

[]隠語

空手とか剣道などで「チェストー!」などと大声で気合いを入れる人というのが存在いたしますが、あの人たちは何故チェストというのかということをぼんやりと考えてみたところ、チェストというのは胸という意味があるわけであり、もしかすると「おっぱい」の隠語なのではないだろうか…というところまでは行き着いたものの、そこからどう展開していいのか解らなくなったのでもしかしたらチェストの代わりにバストとか叫んでも意外といけるかもしれないですねえという話です。