2007-02-06

[]「機動戦士ガンダムさん つぎの巻」 大和田秀樹

この間のがさいしょの巻ってことは続くのかな…と思ってたらいつの間にか続きが出ていた。相変わらずのガンダムパロといいますかなんというかとにかく初代のガンダムだけでここまで話が膨らむだけでもすごい。基本的には4コマだったとは思うんですけど、今回はわりと長めのストーリー漫画も入っていたりして…って、なんかこの手のモビルスーツ擬人化漫画って昔ボンボンとかで読んだような気もする。気のせいかもしれないけど。でもまあ普通以上には面白かったですけど。

しかし前巻読んだときとの違いもあって、さいしょの巻を読んでからこっち俺が大和田秀樹さんの著作を片っ端から読んだので、この漫画はこの作者にしては比較的おとなしい部類に入ってしまうんだなあということに気がついたりさせられたりした。なんせ野球だろうがサッカーだろうが警察だろうがサラリーマンだろうが挙げ句の果てには魔法少女だろうが書いてる題材はなんであろうといつも根本的に似たような漫画を描いておられるわけであり、そこがまた面白いところでもあるんですけれども、このガンダムパロにおいては大和田秀樹フォーマットにのっていない感じもする。

のってないけどそれはそれでまた面白いわけでありますが「とりあえずガンダムってつけときゃ売れるんじゃネーノ?」という表紙のシャアの言葉を額面通り受け取るとたぶんこの人の漫画で一番売れてるのってこれなんじゃないのか…とか、そういうジレンマがそういうことを書かせているのではないだろうかなどと邪推をしたりしました。

あ、そういえば俺はどのモビルスーツが一番好きなのかという話になれば必ず「ギャン」と答えていたのだけれども、まさかまさか擬人化するとああなるとは思いもしませんでした。少し悲しかった。ビグザムだけならまだしも。あとホクロからビームは出ない。

機動戦士ガンダムさん (つぎの巻) (角川コミックス・エース (KCA40-18))

機動戦士ガンダムさん (つぎの巻) (角川コミックス・エース (KCA40-18))

[]昭和すごい

20世紀にはゴールデンタイムに実写で胸キュン刑事とかやってたんだもんな。胸キュン刑事というのはあれですよ、鬼太郎妖怪アンテナばりに近くに犯罪者がいると乳首が立つって今書いててちょっと気が遠くなったけど、そんなん実写ドラマでやってるってすごいな。今だったら金曜ナイトドラマでもやるかどうか。あと原作の作者についての認識は中途半端なエロマンガ描く人という認識だったのだけど、同世代の人間はほぼ同じような認識をしているということを確認しあってひとしきり盛り上がったことがあります。

[]マサ斎藤風に豪放磊落

「ゴーフォー磊落」