年末年始が苦手だった

子供の頃から20代半ばくらいまで、とにかく年末年始が嫌いだったんだけど、なんかこう、年末独特の焦燥感とか、年始のみんながハッピーだからお前もハッピーだろみたいな感じとか、おせちも雑煮もそんなに好きじゃなかったとか、色々思い当たる節はあるものの、父親の正月に対する意気込みの凄さみたいなのに圧倒されてたっつうか、まあとにかく朝から酒飲んでんのもあれですけど、紅白の演歌を爆音で流してたり、一年の抱負を云々とか、まあわりと面倒だったし、強制的に全員で過ごしてるのだるっていう感じだったのかなという感じで、家を出てからもその余韻で年末年始がしんどかったんだけど、最終的には大人になって父親と一緒に酒飲んだりして何回か年末年始を過ごしてみたらその感じも薄れてきて、自分の家庭が出来たらわりと楽しいイベントになりましたとさ。