2008-05-15

[]「ボクはワインが飲めない」 宮藤官九郎

おお、とうとうATOK宮藤官九郎が一発変換出来るようになった…って思ったけど、普通にあんまりこの名前を入力したことがないかもしれない。ということでくんくです。いや違います。くんくじゃないです。ともかくまあ自称すけどくんくっていうニックネームを考えたりするくらいゆるいコラムというかエッセイみたいな本。

2000年くらいから始まってて最後の方がゼブラーマンとかその辺なんで、結構その間に撮られた映画とかドラマについて語られているのが面白かった。木更津とかマンハッタンとかぼくの魔法使いとかその辺の話。このままぶっ続けで我が輩とかめぐるとか虎と龍の話なども読みたかったですけど、結構あっさり終わっているのでちょっと残念であった。

テレビ誌での連載なので基本的にテレビに関わる話ばっかりだったような気がしますけども、なんかそれなりにいろいろ悩んだり起こったりグダグダしてたりしてる様っつうのが妙にリアルで読み応えはありましたけど読み終わって別になんかあったわけでもなかったという話ですよな。なんつうかちゃんとした大人にならないとなあとは思いました。

ボクはワインが飲めない (角川文庫)

ボクはワインが飲めない (角川文庫)