■ [読書]「嫌われ松子の一生 上」 山田宗樹
だいぶん前に買ってて、これいつ読むのかな…と思って積んでたんですけど、ドラマ見始めたら面白かったんで読み始めたというか、このタイミングでドラマ全部見ちゃったら一生読まないな多分と思ったので意を決して読み始めたらわりと面白い。今のところ。
あらすじは色々はしょってしまうと、殺された女の人の甥にあたる人が叔母の人生を知りたくて追いかけてみたら壮絶な人生だったという話。転落人生って書いてあったけど。なにがいいとか悪いとか簡単には言えないと思うんだけども、これに関してはまあ転落ですよねという感じで納得する。転落っぷりがまた極端だもんで急展開だし。
というかドラマなどで見ながら原作を同時進行で読むというのはあんまりない体験なので不思議な感じなのだけど、ドラマで描かれていない部分というのが当然あるわけで、その辺を読んで細かいところが補完されていく感じというのが面白い。ああそうだ、わりと軽い気持ちで見始めたのだけどドラマもドラマで面白い。映画は未見だけどもやたらと高い評価なのでいつか見てみたい。
とりあえず上巻の感想としては、わりと悲惨で救いのない話なんだけども、展開の速さというかテンポのよさが心地よく、過去と現在の描き方が自然な感じで物語から気持ちが離れていかないので読みやすい。流れるように読まされるのであんまり頭も使わない感じでするする読めるんで楽しいです。こういう読書もありだな。
■ [日記]昼めし日記
職場では委託された会社が毎日弁当を配達してくれるわけなのですが、基本的に大体のメニューというのは決まっていてローテーションしているんだけども、今日の弁当は今までに一度も食ったことがないカボチャコロッケが入っており、なにゆえ…と5秒くらい考えてみたらば今日がハロウィンだということに思い当たったわけであり、ハロウィン→カボチャという安易な発想…そういえばバレンタインの時にもいつも紅ショウガが入っているところにチョコレート入れてたりして、中途半端に世間に迎合しているのですよねこの弁当会社は…まったくもってトリックオアトリートだこのやろう!とか思いながら、全然美味しくないカボチャコロッケをもそもそと食べたの。