2009-09-03

[]思ってたより禿げなかった

十代後半くらいから、いやもっと前、中学生くらいの頃から自分は将来的に禿げるんではないかというような不安を漠然と持っており、二十代前半くらいにはもう少し明確な不安になってきて、日記を書くにも自分の事をうすらハゲと書いてみたり、いかにも禿げそう、マジで禿げてる五年前という感じでやべえやべえマジ禿げる俺…ってなってたんだけど、二十代後半くらいから別に髪の毛なんざあってもなくてもなんでもいいかね…ってなり、その状態でしばらく経ってみたら、自分の想定してた年齢の毛髪量より多い、いやなんだったら気にしていた頃よりか増えてるんじゃないのと感じている。

これは気の持ちようとか、思い込みがどうのこうのとか、自意識とかの話ではなくて、ちょっとは禿げたりした方が面白いんじゃないだろうかと思っていた自分がいたような気がするのですよね。ハゲというキャラを欲しがっていたのではないかという。そりゃもちろんハゲより禿げてないほうがいいですけど、自分のハゲ不安が昂じすぎて、むしろもういっそ禿げてしまえと思っていたんじゃないかと。いっそもう禿げたいと望んでいたのではないかと。ねじ曲がりハゲ願望があったのではないかと。だから禿げてなくてがっかりしているのかというとそうでもない。

何が書きたいのかよく解らなくなってきたけど、結婚したら禿げるみたいな俗説もありましたけど、今現在毛髪量も安定しているので、残念ながら当分禿げないのではないかと認識しています。あの頃の俺にそんなに心配しなくても若ハゲにはならぬようと伝えにいきたい。あとカメラマンにならなくても女性の裸は他の方法で見られるのだ*1と伝えたい。