2007-01-02

[]初すべり日記

ここでいう初すべりというのは今年初ではなくて、人生初すべりということであり、スキー、スノボ、スケート、そりとその手のものを一切をやったことのない俺がスケートをやってきました今日。

とりあえず刃のついたスケート靴を履いた瞬間に「あ、いけん」と思ったんですけど、こうなんというか、足首をグネりそうなイメージがあったんだけど、足首はうまく固定されているんでこらもしかしていけるかもしらんと思って氷上に立った瞬間に「あ、いけん」ともう一度思った。

でまあ、何とかすべり始めたというか、村主章枝さんのステップのようにトテトテトテーと小走りな感じにしか動けなかったので初心者のたまり場的なところでちょこちょこと動いてみたところ一応は動けるようになったので普通の周回コースに行ってみた。したらば一周するごとに体力ゲージが赤く点滅するぐらいに減るので一周回るごとに休憩して回復を待ってもう一周とかやってるうちにスピードスケート風のイメージで滑ると意外と安定するということに気がついて、俺の中では超高速状態で滑り続けていたのだけど、これの問題点は俺はよく止まり方を知らないということであり、スピードが落ちるたびにオロロロ…という感じで無様になっていたのだけどまあ滑れるねという感じに。

そしてそしてもうそろそろ体力もあれだし帰るかーという段になって転んだ。尻餅をつくような形になったのだけど、妙に踏ん張ってしまい左膝をいわした感覚が。UWFインター新日本プロレスの対抗戦で高田延彦武藤敬司の持ち技にないはずのドラゴンスクリューを喰らって自分から回転せずにもろに膝にダメージを残した場面というのを思い出して「靭!帯!損!傷!」という感じで覚悟のススメのコマ四隅四文字熟語が脳内に鮮明に浮かび上がった。

だもんで、もうちょっと歩けないかも…といって同行者に手伝ってもらってベンチまで連れて行ってもらい、スニーカーを持ってきてもらって履き替えた瞬間に「あ、これだ」と思った。普通に両足で歩けることを神に感謝した。膝の痛みも忘れるほどであった。ガンダム大地に立つ!チャララーン!デンドン!とも思った。なるほどスケートというのは普段いかに何も考えずに歩いているかということを確認させるためにあるんですねというようなことを考えつつ、やっぱり福岡生まれHIPHOP育ちの自分には雪上および氷上というのは領域の外側にあるものなのかもしれないなと実感したのでした。でもまあ初体験としてはわりと面白かったですけど。

[]似てる

ジョン太夫セガールと剣太郎セガール

[]煮てる

雑煮