2006-12-10

[]「最強伝説黒沢 10~11」 福本伸行

なんだかんだで1巻から追いかけてきた黒沢さんですが、ついに完。ついにというか無理矢理にというか。うーんなんと言ったらいいのか…。この最後はありなのか無しなのかつったらギリギリで成立してるけど無しだよなあ。夢オチクラスのなしなような。

というか黒沢は意外と理屈っぽかった。最初は現実を見ることすら出来なかった黒沢が現実を見るようになって、自分の弱さやら存在感の軽さやら絶望やらといったものに直面してから暴力に出会い、意味もなく打ちのめされて打ちのめされて立ち上がるっつう感じであったんだけども、どこかで自分の正当性というものを主張するためにいやに理屈っぽくなっているような。

まあともかく、福本先生のおっさん人生ギャグマンガだと思っていたら、最終的に落ち着いた所がわりとまともな話であった。いや内容としてはまともじゃないんだけど、語るべき内容としては普通であった。しかし結局中学生から抜けられなかったなあ。そこから上に上がっていくかと思えばホームレスだしなあ。当初の構想ではどういう形になるはずだったのかは全く想像もつかないんだけども、黒沢というキャラがどこかで福本先生の手を離れて走り始めてしまったんだろうな。解らないけど。ともかくこのまま続けるのもどうかとは思いますけど終わるには惜しい漫画でした。もったいない。

最強伝説 黒沢 (11) (ビッグコミックス)

最強伝説 黒沢 (11) (ビッグコミックス)

[]いまさら唐突に思った

インターネットブログの恐ろしいところは、何もなくともその日一日がとても充実したものだったと錯覚させるところにあるのではないかとか思ったわけであり。

[]何度でも言うけれど

仮面ライダーガタックの必殺技はハリケーンミキサーであるべきだ。ライダーハリケーンミキサーなら全てのワームを殲滅できぬ。

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[]レッドさん

ワープロ鑑賞。レッドシューズ海野のベルトって赤い。レッドベルト海野でもあるのな。ついでにサポーターも赤い。中邑と棚橋の前哨戦をやっていたというか、ここで棚橋が負け役になるとは。なんとなく読めないものを感じたりもするものの新日本なら何も考えてない可能性があるからなあ。中西が地元だから負けられないとかそういう事情か。いやだったら中西がバーナードに勝てばいい話で…というか王者が前哨戦であんまり関係ない外人に完全にフォールを取られるなんて。あとバーナードボムはラストライドなので格好いいです。

まあなんつうか中邑と棚橋の二人で試合すれば面白くはなるんだけど、その二人限定の面白さなんよね。ただ何回もやってるというか、手が合ってるから面白いというか。だからいくら面白くてもどっかで冷める。まあそれはそれとして中西さんはいつ見ても中西なので安心感がありますね。

[]仮面ライダーカブト

いやあカブト面白い。こういう気持ちを味わうために一年近く律儀に見続けて半年くらい見たまんまの感想書いてきたんだなあ。しかし一個だけ注文をつけるとしたら水嶋ヒロが気持ちわるい。いや日下部でしたっけ。あの顔であの演技されると戸惑うなあ。僕は天の道なんか行かないよっ!とか。僕は日の下の部になるとかそんなんだな。いやまあそれじゃなくて話の必然性として、先にワーム倒してからひよりを説得すればいいじゃないですかと思ったりした。結局妹大事というかシスコンだけどシスコンを貫くためにワームも認めるし世界も守るっつう結論になったのか。

とりあえずカブトガタックとキックホッパーの同時ライダーキックで死んだ。大人なのにこんなに興奮してる自分が恥ずかしくなった。ライダーキックによる三点同時攻撃で殲滅です。理屈としてはどうなのかとも思うけど。でも最終的になんか変な銃みたいなので排除していたのでそれはどうか。便利やのうハイパーゼクター

そして耐えるぼっちゃんの頭からしたたり落ちるサソリ汁。絶対毒あるよねあれ。そしてそして影山はやっぱ今世紀最強のグズです。グズグズもいいところです。もう一回地獄行ってくればいい。そして戻ってこなければいい。つうかパンチホッパーって普通のさなぎワームくらいしか倒したこと無いよね…。酷い扱いだ本当に。