2006-11-30

[]江戸時代

かなり昔に少しだけ祖母と生活した記憶があるのだけど、その時に祖母は毎日毎日時代劇を見ていた。そのころ自分は子供だったんで、なんというか歳を取ると時代劇が好きになるのかな、祖母ちゃんは時代劇の時間だけはリモコン争いに強欲になるので怖いな、くらいのことを思っていたんだけども、よく考えてみたら時代劇を見るのに年齢というのはあんまり関係ないのかもしれないということに最近思い当たった。

というかそんなの当たり前の話で、歳を取ったから急に時代劇が見たくなるというようなことになったり、ある歳になったら時代劇を見なくてはならないとかそういうこともないので、いつ見るようになってもおかしくないわけであり、祖母ちゃんは小さい頃から時代劇を見ていたかもしれないのである。

でもなんかイメージ的に時代劇は老人の見るものというのもある。俺が単純に祖母ちゃんと時代劇を結びつけて考えているせいかもしれない。若い人だって見るだろうし、実際俺も全く見ないということもない。ものによっては見るし。そういえば無職だった頃は午前中にやっていた再放送の時代劇などをわりと楽しみにしていた。

あ、なんかおぼろげに結論めいたものが見えてきたような気がする。要するにウチの祖母ちゃんやら無職の時の俺というのは、半ば習慣的に時代劇を見ていたのではないだろうか。続けてみてたらわりと面白いというのもあったけれども、決まった時間に似たような話をやるという安心感。そういう路線で行くとERとか24が面白いというのと似たような面白がり方なのかもしれない。簡単にいってしまうとマンネリな感じが落ち着くのかなあという。それでまあある程度の品質は保証されていますよという安心感。

そっち方面の結論はともかくとして、もしかすると自分もそのうち時代劇ばっかり見るようになってしまうのではないか、なるとしたらいつからなのだろうかというのは非常に興味深いところであるなと他人事のように思うのであります。あと今のところ予定はないけど祖母ちゃんともしこの先暮らす機会があったら時代劇専門チャンネルなどを飽きるまで見せてやりたい。朝から晩まで。そして江戸ごっこなどに興じたい。

[]俺にはこの二本の足が

普段車とかバイクだとか自転車などのタイヤが付いてる系統のものを移動の手段にしていると忘れがちなのですけども、って俺だけが忘れがちなのかもしれませんが、たまに歩くと普通に歩いても結構遠くまで行けるもんだなと思い、すごいぜ人間というかすごいぜ人間の足というようなことを思う。歩くだけでどこへだって行ける。その気になれば市外県外どこへだって。関東を出て本州も出られるさいつか。その気になればアメリカにだって!行けないよ!多分本州を出るあたりから相当怪しくなるような気がする。

[]どうかしてる

ピンホールメガネマンという人を考えた。すごい濃い色のサングラスをしているように見せかけて小さい穴が空いているので実は視力矯正されているっ!というキャラです。なんかちょっとがっかりです。いろんな意味で。