2006-07-16

[]吾輩は主婦である 名前はみどり

いやみどりじゃないですけど、さっきようやく最終回を見ました。最終回だけ録画失敗!というありえないミスから早いもので二日が経ちました。見たい欲求を溜めて溜めて溜め込んでから見た分笑った笑った。最終回が一番笑ったかもしれない。そして泣いた。正確に書くと泣きそうになって涙腺の辺りにじわっとしたものを感じた。

ドラマ自体は全四十回をすべて振り返るのはあれなのであれなのですけども、結局の所ホームコメディといった体で、いかに小ネタというか小ボケを挟んで挟んで、そんでどっかに泣かせを入れてどーんと泣きそうにさせてしまうといった感じのドラマだったなあという印象。やってることは今までとそんなに変わりはないように見えるのだけれども、時間がある分じっくりやれていたのかしらなどとよく解らないけどそんなことを思った。

とりあえずこのドラマの一番の功績は「吾輩」を一人称から名詞に変更した点ではないでしょうか。名詞?合ってる?人名かな。あ、二人称かしら。まあいいや。最近突っ込まれることが多いので用心深くなっている吾輩がいるわけですが、だんだん斉藤由貴さんのことを見ると普通に吾輩と思っている自分を発見するわけでもあります。次の功績は「赤い女」を「なまはげ」に昇格させたところでしょうか。いやこれは昇格じゃないな。でもまあ昇格したと思えるほどにこのドラマにおける赤い女の活躍はすごかったです。

そしてやはり斉藤由貴さんが素晴らしかった。もちろん本田博太郎さんに引っ張られている部分というか、思考部分を本田博太郎さんが受け持っていたせいもあったのだろうけれども、吾輩の吾輩っぽさがすごかった。というか、夏目漱石は本当にあんな人だったのかという話になるわけですけれども、そんなことはどうでもよくなるくらいにすごかったですよ斉藤由貴さんは。最初はねえ、えー斉藤由貴なのー…なんかねえ…もっといるんじゃないの…?くらいのことを思っていたというか、最初の一週間くらいはそんなこと思っていましたけども、今では斉藤由貴さんを見るだけでわりとニコニコしますよ。これは例のクドカンマジックという奴なんでしょうかやっぱ。個人的に芸能人のなかで十指にはいるくらい嫌いだったTOKIOの松岡さんですら一瞬好きにさせられたくらいなので相当なものですねこれは。あと竹下景子さんに関しては書くのもおこがましいくらいに楽しませていただきました。

そんでまあ相変わらずクドカンドラマを見ると好きすぎて気持ちの悪い感想文を書いてしまうので我ながらどうかと思うわけですけれども、正直次の五つ子とかはどうでもいいので吾輩を二年くらい続けて欲しい気持ちでいっぱいです。なんで終わっちゃうの…。俺の平日の楽しみはどうなってしまうのだ!なんだ!なんなんだ!

[]トムコさん

ワールドプロレスリング鑑賞。レスナー戦に向けてターナー・ザ・インサートが頑張っているよという回だったのですけど、レスナー来日キャンセルで王座剥奪ってこれはいったいなんのギャグなのだ。随分前振りの長い金のかかった一発ギャグすね。笑った笑った。目は死んでますけど。新日本はなあ。もう。

あとトラヴィス・トムコはもしかしたらと思ったらやっぱりタイソン・トムコであった。まあトムコはいいけどバーナードとトムコに天山が入るというわけのわからなさがすげえ。あと曙のオワリジャーが聞けたのでよかったです。もうなんでもよかったです。最近ワールドプロレスリングの合間に流れるゲームのCMで蝶野がガッデムを三連呼するのがちょっと面白いです。以上です。

[]仮面ライダーカブト

カブトって毎週次の週に引っ張るわりには、たいしたことのない展開で始まることが多いですよね。というか俺の中の吾輩がまだ終わっていないので、本田博太郎さんの怪演を見てやっぱり戸惑いました。AREA Xにいるのは吾輩かもしれない。しかしカブトは神に代わって剣を振るう男のおかげで話が脱線しまくるな。そういうものなのかライダーとは。

あとまあ今週はカブトガタックが共闘したのが見どころだったのでしょうが、その直前に生身でワームと戦っていたのが一番すげえんじゃねえのかと思いました。あとテンションの高い水嶋ヒロじゃなくて天道が面白かった。そんで映画の宣伝の武蔵が気持ち悪い。やるじゃなーいとか言いそうな。