2006-06-07

[]「キン肉マン2世 究極の超人タッグ編 3」 ゆでたまご

シュラァ~~ッ!スワッタァ~~ッ!ティトーッ!ということで、奇声がものすごいことになっている究極タッグ編でありますが、3巻出てるのは知ってたけどなんとなく読んでなかった。しかし読んでなかったのだけど、何でか妙に既視感を覚えたのはなんでだろう。プレイボーイ読んだ覚えないんだけどなあ。

それはともかくネプチューンマンセイウチンの「凄腕」という名の刀を鞘から出したり、超人オタクカオスが出てきたり、タッグトーナメントが開幕しちゃったりと話的には盛りだくさんなんだか停滞しているんだかよく解らない感じであります。というか前振りに3巻以上費やすというのがゆで的にはものすごいことのような気がする。キン肉マンてば色んなことを捨ててでもテンポの良さというものをキープしている漫画だと思っていたのに。

というか前の巻の投稿超人であるカレールー・テーズが登場していたのでちょっと腰を抜かした。ルー・テーズカレー付けただけでカレクックの偽物になってしまうとは。あとタイルマンだと思ったら着ぐるみだったのでそこは戸惑った。そんで新キャラのカオスが出てきたときには、電車男ブームなどでちょっとしたオタクブームだったので、とりあえずオタキャラ出しとけというか「新キャラどうする?」「あー今オタク流行ってっからそれ系のはどう?」「いいね、流行も取り入れていく感じでね」「残念!!とかも入れたいよね」とかそういう感じなのかゆでよ、どうなんだたまごよなどということを感じたものだけど、今回読んでみたらもしかしたらカオスの元ネタはジョシュ・バーネットなんじゃないだろうかという感じがした。あ、カオス知ってるということはやっぱプレイボーイ読んでいたのか俺は。そうか。というか一人称がワチキて。ワチキて。

で、カオスと並んでこの巻のメインイベントである、ネプのセイウチン改造計画ですけども、セイウチンが開眼する瞬間の話があんまりにもあんまりでちょっと泣いた。洞窟の中で縛られ吊されているセイウチン。その体はコウモリに食い付かれていたりしてボロボロ。そこに何故かギター片手にいるネプチューンマンが童話の話をし始める。そして話は佳境に差し掛かる。

ネ「開けなかった口の中は牡蛎だらけ――――っ!!」

セ「ウギャアア――――ッ」

ここで唐突に本性を現すのだけどなんだかセイウチンが不憫すぎる。というか俺の中でのセイウチンに関する記憶ってクリオネマンに負けた試合くらいしかない。一度捨てたキャラをまた使うという今までゆでにほとんどなかった発想が不思議である。というか明らかにもっと人気がありそうで使いやすそうなチェックメイトを使わないというのがゆでらしいといえばゆでらしいのかしら。とりあえず調べてないけどホッキョクグマが恐れる唯一の存在がセイウチであるというネプ理論はまるっきり信用していません俺は。

というかちょい役超人の必殺技であるブキャナンズ・アイが怖すぎた。あと相変わらず合体技のセンスはすげえなあ。ハイボルテージ・クラッシュは結構すごい。でもジェイドとスカーの合体技はどうかと思いますよ。ビル斬ってどうすんのよ。それはそれとしてこの当時のキン肉マンが美化されすぎているなあ。レジェンド描くのが楽しいのだろうなきっと。しかし伝説超人に偏重してるこの展開だと時間超人が全く目立たない感じですね。微妙にバランスが取れていない感じだ。しかしこんなに長い間試合がないキン肉マンというのも珍しいんじゃなかろうか。そんなことないでしたっけ。

あと万太郎がトイレの紙がないときにミートが差し出した雑誌はジャンプだと思っていたのだけど、実はその雑誌は少年ジャンクなどといって、ジャンクマンが表紙だったのでうお!と思った。ゆでに驚かされて悔しい。俺は。

[]まわしもの

今まで一度も接点のなかった人から、はてブ経由でポイント送られてきたーという話を何度か聞いたことがあるのだけど、それはもしかするととりあえずポイント送ってみて、使い道がよく解らないから有料オプションとかアクセス解析やらフォトライフ増量などを利用するのではないかというもくろみであり、その後やめられなくなってはてなポイントを購入させて有料な事をさせようという誘い水なのではないだろうか…などということを思ったりしたよ。