2008-08-04

[]デスプルーフを見た

カート・ラッセルすごい頑張ったなあ…というのが見終わった直後の感想。まあ見終わった瞬間はカンフー映画みたいな終わり方だっつう感想を持ったわけで、正直中盤まではこれどんな酷い映画作ったんだタランティーノは…また自分出てるしこのシャクレ…と思いましたけど、それはいわゆる一つの溜めっつうか前ふりであって、実際それは長すぎたわけですけども、最終的に面白かったと思わせることが出来れば成功つうか、ものすごいカースタントを見せてもらえたのでそれだけでわりと満足してしまった。

しかしその、映画オタクといわれることが多いタランティーノが作った映画はそういうオタク的な楽しみ方が出来るというような話はよく聞きますが、俺はそれほど映画愛みたいなのはない方なんですけど、毎回タランティーノ映画は普通以上に面白いのでオタク的楽しみ方が出来ている人にとってはこの人の映画はどれだけ面白いのかしらなどと思ってしまう。

しかし後半のだらしない殺人鬼にはまいった。ああいう駄目な人を見るとなぜか安心してしまう。あと途中のテキサス刑事みたいなのも言ってたけど、わりとものすごい変態カーセックス映画だったなあという合ってんだか間違ってんだかよく解らない結論に落ち着いた。一個だけ気になるのはチアガールはどうなったのかしらというのがありますけども、それにしても外人の女性は最初なんかうわあで思うのに見ている内になんかだんだん綺麗な人に見えてくるっつうのあるよねっていうのを久々に思った。あーあと相変わらず音楽がよかったです。ミスマッチな感じもよかった。あとザ・ロック