2008-05-04

[]仮面ライダーマゾ

キバ。ガルルがいきなり雑魚みたいな扱いされててびっくりです。というかチェックメイトフォーのルークこと大ちゃんですけども、自分で勝手に決めたルールで始めるタイムプレイに失敗で感電、成功でパフェという価値観がさっぱり解らない感じなんですけども、理解不能な感じが強敵感を醸し出しているので面白いといえば面白いのかもしれない。というか基本的にファンガイアはみんな変態っぽいのでその幹部クラスともなればこれくらいの変態でないと務まらないのかもしれない。多分電気食らいすぎて記憶喪失になったんでしょ。つうか音也はそろそろ正体バラしてもいいと思うのだけど、そういうのは美学に反するのでありましょうな。来週あたり一緒に戦いそうだし。来週といえば予告でパワードイクサーとやらが大暴れしてましたが、なんつうかその、馬鹿が重機でやってくるということであろうから来週の名護さんに期待したいところですね。

[]武藤さん

ワープロ。中邑vs武藤のIWGPタイトルマッチ。久々に武藤敬司の試合を見たような気がしますけども、俺の記憶の中にある武藤敬司と寸分違わぬ動きを見せていたにもかかわらず、中邑が武藤に勝てるという感覚が一瞬たりともなかったのでこれほどの差があるのかまだ…という気分になった。新日本の流れ的に今中邑が負けたらなんかまた面倒くさい事になるというか、強引に中邑がチャンピオンである事に納得させられていた部分つうか、中邑棚橋のレベルがIWGP王者なんだと思い込もうとしていた俺を一気に闘魂三銃士がいたあの頃に引き戻してしまうような、そういう効果が実際にあったわけで、なんなんだ新日本という思いが払拭できないのでありますのよね。なんか上手く言えてないけど。

この試合を見ていて感じたもので一番近いものってのは、長州藤波がまだまだ全盛って感じの頃に闘魂三銃士なんかが世代闘争で戦っていた頃の感覚なんすけど、世代でいったら一世代間に挟んでいるので、猪木と武藤がやっていたようなものであり、逆にそれぐらいの差があれば下の世代の方が強そうなもんだけど、武藤と中邑に関しては一個も中邑が武藤に勝っている部分が見つからなかったというか、こんな負け方をして大丈夫なんですか新日本のエースは…という気持ちがねえ。武藤コールが起こってどうすんだっていう。

本当に武藤は今までの武藤で、ロープ越しのネックブリーカーみたいなきつめの技以外ではシャイニングウィザードと低空ドロップキックとドラゴンスクリューと足四の字くらいしか出していないようなそんな感じもありつつも面白い試合になってしまうというのは、俺自身が久々に武藤を見たせいなのか、武藤がプロレスラーとして完成してしまっているというのか、多分後者なんだろうけど、とにかく俺なんかの世代が武藤敬司に抱く信頼感みたいなのは結構すごいもんですよなとか思ったりしたわけなんですけども、それはそれとして俺はそのうちこの若い人たちを素直にプロレスラーとして信頼していけるのかという不安がもりもり出てきました。昔のプロレスはよかった的なことしか言えないおっさんになったらどうしよう。もうすでになりかけているんだけど。