■ [日記]美容院日記
過去に自分は髪を切ってもらうときに自分の注文を押し通すことが出来ないヘタレに成り下がってしまうという悩みを何度か書いたことがあるのだけど、先日髪を切りに行った初めての美容院はなんか来るところ間違えたかしらん?と思うくらいに丁寧な美容院で、店員さんは全員女性でありまあそれなりに見目麗しい方ばかりだったんで、おお、なんか当たりっぽい所に来てしまったぞなどと思いつつ、やはりこう、頭を触られる時におじさんのごつい手より女性のたおやかな手の方がよろしいですよね…などと気持ちの悪いことを考えつつチョッキンチョッキン切られていたらいちいち色々聞かれるので戸惑ってしまった。
今までの断髪経験では最初に大まかな雰囲気を聴いて途中で「もみあげは?」とか言われて後頭部を鏡で映されるくらいのものでしたけども、これがここの美容院はいちいち聞いてくるのである。だからまあ自分の理想の髪型に近づけるという目的においてはかなり有利なのだけども、なんかだんだん面倒くさくなってくるのである。もうさあ、あなたプロでしょ?任せたんだからあなたの思うようにやってくださいよ!くらいのことを思ってしまうんですよ勝手ですね非常に。
そんでだんだん面倒くささの極みに達するとまあ大体で…とか適当で…くらいのことしか言わなくなってしまうので、結局の所聞かれようが聞かれまいが完成形はいつも結局あんまり変わらないのでもう面倒くさいから今の自分の髪型を撮影してそれを持って、次回からはそれを提示して「こんな感じで」とか言うのが早いような気がしてきた。あ、これ今思いついたけどなかなかいい考えじゃないか。ただその写真を持っているところを見られるとどれだけ自分のことが好きなんですかあなた…とか思われるような気がするので余人の目には触れぬ所に置いておきたいところですね。