2007-01-07

[]「マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限」

テレビ東京の深夜にやっていたので見た。正直言ってリー・リンチェイというかジェット・リーに関する俺の中での評価というのがとてつもなく低かったんですけども、この映画はすごい。今までカンフーだけがすごい少林寺馬鹿のワイヤーアクションの人とか思ってて申し訳ない。泥の付いたまんじゅうを口にくわえて三十回くらい土下座しないとわびにはならないと思いますが堪忍していただきたい。それもこれもその中村繁之に似たお顔がいけないのです。でもやっぱりカンフーやってるリーさんはすごかった。

とりあえず冒頭のレンガ割りながら雑談してるシーンで死ぬほど笑った。何をあんたぱっかんぱっかん割りながら喋っているのか。あと殴られ屋やって笑いながら袋だたきにあっているシーンとか重税を課しに来た役人共を皆殺しにしてその皆殺しにしたところで笑いながら食卓を囲んでいるシーンとか色々見どころがありすぎて。あと敵の親玉が鶴太郎そっくりなところとか。最大の見どころは友人に裏切られ仲間を亡くして頭がおかしくなってしまうリンチェイですけども。狂人とはこのように演じるといいですねというお手本のようだ。

しっかしまあワイヤーアクションというのは理不尽すぎる動きをするので見ていると微妙な気持ちになったりもするんだけど、さすがにこの人たち辺りがやると違和感も含めてのカンフーなんですよと思わされる。こいつらならばこれくらいの動きはやるかもしれない。くらいのことは思います思わされます。そんでリーと一緒にいる女の強さにもびっくりするわ。あの女がなんであそこまで強いかというところには説明が一切無いところも素敵だ。全てはカンフーです。結論としてはリー・リンチェイに棒を持たせるなという感じです。たぶん涼しい顔で一万人くらい殺すよ。

[][]猪木年

http://www.toukon.tv/blog/inoki/

恥ずかしながら今の今まで知らなかったのだけどアントニオ猪木ブログをやっていたりしたのは容易に予想できたことなのに補足が今まで遅れたことが非常に残念でならない。とりあえず書き言葉の語尾が「ダァーっ!!」なのには戸惑ったりもしますけども、そこら辺はやはり猪木らしさというか、自分のキャラクタというものをわきまえている猪木ということなのだろう。書いてることがむやみやたらにスケールがでかいところもまた。

というか今アントニオ猪木と表記する際にアントニオ猪木御大とかアントニオ猪木先生とかアントニオ猪木さんとかグレートアントニオとか色々と考えたものの基本的にはプロレスラーの方々は親しみの意味を込めて敬称略とさせてもらっているのでアントニオ猪木と表記したというか、猪木は引退しているわけですけれども猪木は俺の中では生きてる限り良くも悪くもずっとプロレスラーなのでやはり敬称略がふさわしい。俺がレスラーにさんをつけるのは永田さんと美濃輪さんだけ。役職をつけるのは高田統括本部長と高田総統だけ。

[]仮面ライダー根岸さん

ぼっちゃまのいないカブトなんて…仮面ライダーなんて…まあいないものは仕方あるまい。悲しいけどこれ現実なのよね。しかしぼっちゃまの尽力によって対ワームは終局を迎えようとしていたというか、不死身のカッシスワームというか坂口拓って結局死んじゃったのか。不死身言うてたじゃないですか…。不死身ということは死なないということですよ。なのに。まあいないものは仕方あるまい。悲しいけどこれカブトなのよね。というかライダーシステムに組み込まれているという赤い靴はネイティブに対しては無効なのか。

というか天道がやったのかと思わせておいて擬態天道がやったと見せかけておいてやっぱり天道がやったという展開には笑った。天道はそういうことやる男ですもんね。そしてまともなクロックアップバトルを久々に見た。しっかしなにあの説明口調は。ダークカブトライダーシステムの全てを使ってカブトを倒そうとしたのをハイパークロックアップ一発で台無しにしていたので駄目じゃんねえと。しかもハイパークロックアップはもうなんかパーフェクトゼクターを呼ぶためのシステムになりさがってしまって残念な感じである。

唯一残された癒しである地獄兄弟は影山が唐突に風邪をひいたような描写があったので、着ろよ…長袖…具合悪いんならさ…と思った。そして根岸さんは何故か頑なにパーカーにスカジャンといった服装なのですけども、中のパーカーだけ色が変わるので妙な感じである。あ、もしかして三人のネイティブって全員根岸さんなのか。パーカーの色で区別されているのかもしれない。だって今週だけで白と黒と赤がいた。っていうか本当にそうだったら嫌だなあ…。