2007-01-04

[]「酔拳

俺のスーパーコンピューターによるとテレビ東京でデジタルリマスター版酔拳をやるのは2005年3月10日以来ということであり、つい最近やってたじゃん!と思ったんだけど、なんだかんだで2年近くは空いていたので、俺の時間感覚はわりとだらしないと思いました。あとかれこれ二十回以上酔拳を見ていると思うのですが、ラストの大体22時47分くらいの「何仙姑の技は練習してないよ師匠ー!」の辺りで毎回、果たしてこのままで勝てるのか…フェイフォン…と思うので、俺の記憶能力もだらしがないと言えよう。そして今回の酔拳も面白かった。

[]なんとなくK-1Dynamite!!2006を見た

録画しておいたのを超ハイスピードで見てみました。五時間半を一時間くらいで。とりあえず井上田丸押切清原という面子がさっぱりわけがわかりません。 あとどの試合が大晦日にやった試合なのかよく解らん。と思ってたら石澤がキンタイエイにハイキックであっさりKOされていたので笑った。キンタイエイ昔は強かったけどねえ確かに。しかし石澤さんも何やってんですか。谷川に飼い殺されているんでしょうか。そのポジションの意味がわからない。プロレスやろうぜよ。

シュルトは本当に相変わらず魅せる気ゼロで格好良すぎる。懐が深い深いと谷川に言われていたので貴ノ浪みたいだなあと思った。武蔵は相手が砲丸投げの選手だったのでびっくりした。いや…その…砲丸投げて…。金子賢はテレビに出るときは格闘家で格闘技番組に出るときは俳優呼ばわりされているのでああ…そういうもんかと納得。それにしても無様だな。外見面白くなってる分余計に無様で寒々しい。

曙とシルバは何も出来ない人たちで試合させたらやっぱり何も出来なかったという。シルバは唯一知ってるアームロックで勝ったのでよかったね。KIDとか元気とかボビーとかはもういいんじゃないですかなんでもねえ。須藤元気は突然の引退発表つうのがエンセン井上を想起させる感じで笑った。魔裟斗とか所あたりももうなんか結構どうでもいい…とか…思ってる自分がいるよ…どうしよう…。もっとこう格闘技って面白いものではなかったっけ。唯一盛り上がったのが永田兄弟のダブル敬礼くらいだったという。ううむ。

そんで噂の秋山vs桜庭ですけれども、どうも秋山の入場あたりからああもうこの辺からヌルヌルしてたのかなあ…とか考えてしまって集中できなかった。つうか桜庭はタイトルだとUFCジャパンしか制していないのだなあ。意外。というか、どう見ても悪党フェイスの秋山に桜庭をどうにかして欲しくないというか。極悪人に弄ばれる自分の友達を見ているような。そんなもん見たことないですけど。というかセコンドの清原下柳が面白かった。なんでお互いに野球選手が。というかこんな試合大晦日に見なくてよかった。なんなんだこの試合は。なんなんだ。秋山とは桜庭をこんな目に遭わせてまで伸ばすべき選手なんだろうかね。少なくとも家族向けに見せる試合じゃない。でも「すっごい滑る!」って流行らせたいですね。この試合を忘れないために今年はこれをおしていきたい。

[]「トム・ヤム・クン

トニー・ジャーがいかに凄まじいかということがよく解る映画です。ストーリーとしては象!大切ね!とても大事ね!というような感じの映画なんですが、というかともかくタイでさらわれた象をオーストラリアに助けに行く、ムエタイで、トニー・ジャーが。という感じの内容です。

とりあえずアクション面でのトニー・ジャーのすごさというのは見れば解るというか、ムエタイってそんなに関節技が充実していたんだあ…!とか思わされる感じなんですけども、敵の親方がとんでもなくエグかったり、トムヤムクンに乗り込んだ時の階段上がるシーンでの長回しとか、やっぱどっかジャッキー・チェンを彷彿とさせる感じで好感が持てたんですけど、この映画はブルース・リーっぽさも織り交ぜている感じで、なんといったらいいのか魅せる格闘技と強さの格闘技を上手いことミックスしてるとでもいうか。

ともかくムエタイっつうかトニー・ジャーはすごいと思うためだけの映画だったかもしれない。いい映画です。画面外から飛んでくる飛び膝トニー・ジャーを見る度に面白すぎて大爆笑したりしながら見ていました。正月に見る映画としては正解だった。

[]「THE MYTH 神話

予備知識皆無で見たんですけど、DVDって本当にすごくて、ジャッキー映画の日本語吹き替えがないからって諦めなくても済むというか、日本語字幕を出しながら、石丸博也さんの声でジャッキーが動いている姿が見られるという素晴らしいことになっていてすげえ…!とか感動したりしました。

映画自体は何が何だかさっぱり解らないというか、秦の時代と現代を行ったり来たりする意味が今ひとつピンと来なかったという感じであり、中国の歴史に明るい人ならばもっと内容的に楽しめるんじゃないかとも思うんですが、ストーリーの無茶苦茶っぷりは結構なものでした。というかラスボスときっちりカンフーしなかったのが悔やまれる感じです。

というかこの間テレビでシャンハイ・ヌーンを見て以来思っていたことなんだけど、ここ最近老齢のジャッキー、つまり今のジャッキーを見ると何故か武田鉄矢さんを連想している自分というのに気がついてしまってなんかもやもやとしたものが拭えない。似てないとは思うし解ってるんだけどなんか…どっか鉄矢っぽい時があるんですよね…。アクション自体は水準以上だったと思います。

THE MYTH 神話 [DVD]

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