2006-08-04

[]削る

日記というのもおこがましいような感じですけども、こう、毎日のように文章的なものをインターネットに上げておりますと、どうも文章が冗長になりがちといいますか、これは俺だけかもしれませんが、話を膨らませるのと文章を長くするというのを混同してしまっているというか、そういうところはあるよね。

しかしこれでも書き始めの頃は何を書いていいのか解らんで、どうやったって俺には長い文章は書けないのだな…とか諦めていたというか、本筋だけパッと書いたらそこで終わりみたいな、それはそれでまた寂しいような文章を書いていたような気もする。

どういった文章が一番面白いのか、という話になると、その人に合ったスタイルとかそういうのがあるんでしょうけども、一番ありがちっぽいパターンというか、自分に当てはめて考えてみると、最初が短く、だんだんと否応なしに長い文章を書くタイプの人間になってしまったので、いったん長くなった文章を削ってみるというのが一番いいんじゃないかと。添削とか推敲とはまた違った意味で削る。そこはなくても意味は伝わるし、別段気の効いたことでもないというのをどんどん消してゆくのである。

そして残った文章が自分の一番書きたかったものなのではないだろうか。どうなのだろうか。でもせっかく書いたものを消していくというのはかなりキツイというか辛い作業だとも思うというか少なくとも自分はそういったことに対して苦痛を覚える貧乏性な所があるので、なるべく無駄なことは書かないようにと心がけていく方が心理的には楽なのかしら。ふむ。

とりあえずここまで何も消さずに書いたけれども、どこから消していけばいいのか自分では判断がつきかねる。第三者が見れば無駄だらけなんだろうけど。私が書いた文章は全部私の子供と一緒なのだ…!いやちょっと言いすぎた、子供みたいなものなのだよ…!そんな子供みたいな物達をポンポンと消せるのか…消せるの…消せないの…消せるの消せないのどっち!というなかやまきんに君的なね、こういう段落は丸ごと消してもいいと思います。解ります。それは。それでは。

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はてなダイアリーの日記を書く画面にあるリンクボタンを見る度に8を横にすると∞だから阿修羅無限大稲綱落とし!つってアシュラマンを思い出す奇病に冒されたりしている。