■ [漫画]「よつばと! 1~5」 あずまきよひこ
こういう言い方するとあれですけれども、なんか思いこみだけでちょっとしたオタクさん向けの漫画だと思っていた。萌え漫画というか。いやそういう本が悪いとかそういう意味じゃないんですけど。ってなんか意味わかんないですけど、よく解らない思いこみだけで面白い本を読まずにすっ飛ばしてしまうところだった。
というか最近自分が読んでる本やら漫画やらというのは万人向けというかみんな読もうよ!と胸張って勧められるようなのはあんましなかったような気がするんですけど、これはもうみんな読もうっていうか、多分誰が読んでも面白いんじゃないでしょうか。絵柄が苦手とかそういう好みはあるかもしれないですけど。
とりあえず二回読み直して解ったのだけど、タイトルが毎回「よつばと○○」という感じになっているのすね。一回目には気付かんかった。ということでよつばという女の子が主人公なんですけど、基本的にはその父ちゃんとお隣さんの話であります。日常。本当に日常の話である。こういう漫画ってありそうでなさそうでやっぱりありそうなんだけども具体的に名前出せって言われると困る。困るのよ。
なんだろう、日常生活の中での楽しい部分だけを抽出して描いてる感じがする。それが全体的な楽しさ演出になってるんじゃなかろうか。俺の数少ない子供との接点で例えると、たまに会って遊ぶ他人の子はかわいいばっかりで、あー子供っていい!本当にいいわあ…!という感じになるんだけど、ちょっと長い時間面倒見たり毎日遊べって事になったりすると、かわいいばっかりじゃないよなあ…子供って…という感じになるんすが、そのたまに会う子供がよつばとの中にいる感じがする。
オチというか毎回締め方がだらしない感じであり、普通そういうのにはあざとさを感じてしまうのだけどそれもない。あーでも萌え漫画だと思っていたとか書きましたが、これは萌え漫画なんじゃないのか。この漫画を読んでいるときに自分の抱いている感情は萌えているということなのだろうか。とりあえずよつばと復讐の回が一番好きです。ぜんぶしんだ。
まあしかし普通にこの作家さんのギャグやら言い回しが面白いというのもありますけども、それだけじゃない何かがあるんだなあ。あと基本的に夏漫画でありますが、最新刊ではいよいよ夏も終わりを見せるという感じであり、この先の展開的にはどうなってゆくのか…という感じで興味津々であります。多分あんまり何も変わらないのだろうけど。しっかしまあ面白いわこれ。
■ [プロレス]石森さん!
NOAH鑑賞。KENTAvs石森のタイトルマッチを見た。KENTAが相手の技を全くといっていいほど受けないのに驚いた。少しいつもと違う試合をやってみる試みだったのかしら。というかルチャ系の選手の初見というのは毎回必ずと言っていいほど驚かされるのだけどこの石森もすごかった。何やるのか全く解らない。というかスーパースターエルボーは1回も決まらなかったので残念だ。あれは決まったら絶対に立てない技なのだろう。ピープルズエルボーみたいな。
しかし初期のNOAHジュニアはお前らはどこかのサーカス団出身なのかというくらいくるくる回ったり飛んだりするプロレスだったような記憶があるんだけど、本当に普通にお手本のような面白いプロレスをするようになっているのですげえ。あと今回の石森さんの一番よかったところはKENTAのゴートゥスリープ喰らって吹っ飛ぶところだったと思います。どこのカート・アングルですかと思った。あとヨネは結構でかく見えるけどほとんど髪の毛だなあれ。