2006-03-10

[]「もっけ 1~5」 熊倉隆敏

なんとなく読んでたらなんとなく面白かったのでよかった。妖怪が見える姉と妖怪に憑かれる妹という姉妹が主人公のお話なんですが、妖怪もののわりには絵柄がほんわりしてるせいかおどろおどろしいこともなく普通のテンションで読める。

妖怪もののお話ってのはいくつかのパターンがあるような気がするんですけれども、これはただそこにあるものとして、どのようにして付き合っていくのかというか折り合いを付けていくのかという話だと思う。他のパターンの妖怪漫画を上手く説明できないのであれだけど。なんだろ妖怪退治とか妖怪そのものの話とかくらいか。

基本的にダウナーな感じなんですが、登場人物達はわりと前向きに生きているので救われる部分があるというか。おじいさんの存在が話を暗くしてるような気がするなあ。厳しい人というか毅然とした人じゃないと駄目なのかもしれないですけれど。しかし難しいお年頃の姉妹が苦労して生きているのを見るのはやはり少し辛いような気もする。というか気が滅入る。でも読みたいと思わせる何かがあるんで面白いと思って読んでるんだろうなあ。自分でもよく解らないけれど。独特の雰囲気で読ませる漫画だと思います。あとあんまりにも明確な悪意というものがあまりないのでいいのかもしれないな。

もっけ(5) (アフタヌーンKC)

もっけ(5) (アフタヌーンKC)

[]パブ中

なんか毎年この時期非常にベタに花粉症になったかも…という感じで、鼻水が出たり体がだるかったりとかするんですけど、実際の所は風邪だったということが多々あり、なんか心のどこかで花粉症の人に対するあこがれを抱いている俺というものを発見するのだけど、別に花粉症に望んでなりたいわけでもないし、こういう事をいってると花粉症で苦しんでる人に怒られそうなのだが、俺も風邪気味で苦しんでるのでそこら辺はご容赦いただきたい。そして風邪っぽいと一瞬でも思うとウチに唯一置いてある常備薬のパブロンばっかり飲むので最近パブロンには中毒性があるのではないかと思ったりしている。パブロンを飲まないと風邪気味になってしまうという禁断症状。よく解らない。あとバファリン中毒でもある。頭痛がりでもある。