SISU
第七師団と杉本だけのゴールデンカムイみたいな話というか、ツルハシおじさんが不死身というよりもはやゾンビ過ぎて恐ろしいんだけど、諦めない気持ちだけであそこまではいかんじゃろと思いながら見てましたが、諦めたら100回くらい死んでたので、諦めない気持ち、大事、と思いました。あとなんか西部劇っぽいチャプターの作り、このフォーマットにピッタリで良かったです。チャプターのある西部劇、そんなに見たことないけど。
ボーはおそれている
何が現実で何が妄想なのかわからないまま、おそらくですが幼少期のトラウマ的なものとか性的な問題を抱えたおじさんがなんとかして家に帰ろうとする感じというか、もうほんとなにが見せたいのかわからなくなる中に本質があるんだかないんだか、それすらわかんないというか、この感覚に既視感あったんですけど、村上春樹の小説読んでたときみたいな気持ち。ただ映像だとそこまで集中力も想像力も追いつかないので私は一体何を見せられているのだという感想になってしまいます。3時間もあるんだよこれ。
あんのこと
普通の邦画みたいな顔して、スリラーというかホラーというか、とにかくしんどいしつらいし、途中でギブアップしそうになったけど、最後まで見ましたよ。映画くらいちょっと救いがあってもいいんじゃないかと思ってしまうのよ。しかし河合優実さん、そりゃ売れるわという貫禄あった。