■ [映画]シン・ゴジラを見た
正直言ってゴジラはFINALWARSを半笑いで見て楽しんだだけで、真剣に見てたのは殆ど無く、印象としては怪獣がやってきてゴジラと戦う、つってもゴジラがなんで人間の味方してるのかなとかそんな感じの印象しかなく、多分ガメラとゴジラが混ざっちゃってるくらいなんですけど、まあそこでシン・ゴジラですよ。庵野じゃなかったら見てなかったと思いますけども、まあとりあえずこれ見ながら、こんなすげえもん作れるんだったらもうちょっとエバーの方も真剣に作ってくれるとなあという感じだったんですけども、しかしこんなまともな神経の持ち主だとは思わなかったし、真面目にやれるんやないですかあなたっていうね、まあどこから目線かしらんけど、エバーでちょっと人生観に影響食らった人間としてはちょこっと言わせてほしいっていうかね。
しかしまあ面白かった。もう一言、シン・ゴジラはいいぞ…でいいと思う。シンゴジおじさんでいい。細かい部分でいろいろあるんだろうし、思うところはありますけど、まあ見てよかったっていうか、この映画見るために生きてきたんだぞお前って言われたら、はあなるほどって言ってしまうくらいしっくりきたというか、まあ余計なものがなかったよね。多分。怪獣映画のここが好きっていうところがたくさん出てきた。ような気がする。そんなに数見てるわけじゃないけど。こういうところ細かく言語化出来る能力あったらもっと面倒くさい感じの人間になっていたんであろうからまあいいや。とりあえず失笑を買うほどの前半のリアリティから、これまた失笑を買うほどの虚構に突入していく後半戦っていうのが面白くはあったんだけど、あの得体のしれないUMAが退治もされていないってのに日常生活に戻っていく人たちっていうのに違和感覚えたんだが、まあ震災とかでもそうだもんな。人間は日常取り戻すの早いというか、そうしないと生きていけないんだよな。
別に身になること全然書けそうにないので、そろそろやめますけど、とりあえず東京駅は在来線多いよねっていうのと、佐竹雅昭思い出すのやだねっていうのと、正直第2形態のゴジラが造形的に好みだったんですよね。まああれで最後まで行ったらどうしようとは思ったけど。とにかく面白かった。次は尿意と戦わずに見たい。
