2009-10-16

[]「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」 山田真哉

今更こんなの読んでるのかーって自分でも思わないでもないですけど、確かになんで潰れないのかなあ…と思って読んだ。いやそれだけで読んだわけではないけど。なんか最近ちょっとでもなんか得られるのではないかと思うような本を読みたがる傾向があるのですけど、まあなんか得ようと思って読むと大抵なんの本でも何かしら得るものはあるわけであり、なんか具体的に実用的なこと書いてあると、主題が解りやすい分なんか得られたような気分になれるので良いんだか悪いんだか。

この本は会計に関する話題といいますか、お金に対する考え方みたいなのを語っている本であり、まあ商売やるなら役に立つのではないのかなあという感じであり、自分にとっては結構お役立ちな本なんですけど、もうちょっと入って欲しいというか、掘り下げて欲しい所であっさり次に行くのでちょっと物足りないんですが、これくらいがちょうどいいのだろう。多分入門書だろうし。これくらい解りやすくしないと売れないだろうし、難しかったら多分自分も手にとって読もうとしなかったと思うので正しい。

しかしまあ冷静に考えれば自ずと見えてくる事ばかりだと思うんですけど、なかなかそこら辺に目が行かないのですよな。だから専門職がいるんだろうなとか思ったりした。ちょっとこれからこの手の本は少し読んでいきたい。