2006-03-17

[]「最強伝説黒沢 8」 福本伸行

武者苦しい…!ということで黒沢さんの新しいのが出てましたっていうか、なんかもう…いいかな…読まなくっても…。むさ苦しい。黒沢先生はとうとうアシュラマン笑いをするようになりました。この巻は中学生に的にされるようになってしまった黒沢がおびえたり逃げ回ったりしつつも戦うという巻であります。というか今までもほとんどそうじゃなかったっけ…。守勢から攻勢へ転ずる。オレの桶狭間っ………!

というかやってることがいつまでも中学生のレベルから抜け出せない。ものすごく頭がいいような気もしますがそれは福本マジックということで描き方の問題だと思います。織田信長の件はこの巻での見せ場だと思うんですが、もうなんというかやっぱりギャグ漫画なのかこれは。毎回思うけどどこまで本気でいったいどこに向かおうとしているのかが全く見えない。大抵の漫画は先が見えないような気もするけども、これはその度合いが大きすぎる。

天三点セットの辺りなんか今更また黒沢先生の駄目なところをわざわざクローズアップする目的の回であり、今更そんなことしなくても十分解ってるから…!俺たち…!知ってるから…!朝の贈り物辺りで俺は完全に駄目だと思ったから…!という感じだったんですけど、これからもちょくちょくああいうの挟んでくるんだろうなあ。本当にこの漫画だけは解らん。最終的には福本の汚点になるんじゃなかろうか。それともここからうまく持っていけるんかなあ。どうでもいいけど黒沢組だけには入りたくないな…。

最強伝説 黒沢 (8) (ビッグコミックス)

最強伝説 黒沢 (8) (ビッグコミックス)

[]トロッティング

陸上部などに所属したことのある自分としては唐突にトロッティングと呼ばれる準備運動的な腿を上げてシュタシュタシュタシュタという感じで足踏みのような感じでちょっとずつ前に進んでいくトレーニングのことを思い出すことがあるのだけど、最近あれはもも上げとは違うということを知り、言われてみれば確かになんだか足の付き方がフニャフニャしてるというか、言葉で説明するには俺の文章力が追いつかないくらいに微妙なニュアンスのトレーニングなんですけど、ともかくそれを思い出すたびにトロッティングだかトローリングだかよく解らなくなって、そうかトローリング松方弘樹もしくは哀川翔であったか…ということに気がついてそうだトロッティングだったわ…と思うのだけども、なんというか意味のわからない妙なトレーニングってありますよね。トロッティングという言葉自体なんなのかよく解らない。

サッカー部にいた頃にはブラジル体操というのがあった。イーチニーサーンとか言いながら大きく手を振って歩きつつサーンの所で自分の後方から踵を触るというよく解らない運動であった。そのころにはブラジル人は皆そのような体操をしているのだろうと思っていたのだが、ブラジルの人と話したときに聞いてみたところそんな体操は知らないしお前とブラジルについて語るつもりはないといわれ寂しい思いをしたことがある。