■ [日記]カーナビゲーション
今日の仕事は車に乗って行ったことのない場所に三人で向かい、仕事をするというミッションだったのですが、初対面の老齢に差し掛かった感じの男性のカーナビ嫌い具合がものすごかったので書き記しておきたい。
どこそこに向かうという話で、俺ともう一人の人が使い慣れないタイプのカーナビで目的地を設定してルート案内をさせていたのだけど、その老齢の運転手は十数年前に購入したという自分の地図を取り出しハンドルの上にそれを広げながら運転していたので、あーナビばっかりに頼っていたら駄目な部分もあるよね…と思っていたら、老人はカーナビの指示を全く無視して運転しまくっており、そのたびにナビはルートを設定し直すのだけどもう完全に無視をする。
いい加減目的地付近に行ったら参考にするのだろうななどと考えておったのですが、その考えは非常に甘く、老人は俺たちに「これをこう行ったらいいのかな」などと聞いてくるのだが「ナビだとそこを右に行って…」などといってしまうと完全シカトでありシカノトウでありました。とにかく言葉の頭に「ナビ」という言葉が付くと完全に聞こえない感じのシカトをかましてくるので、しょうがなく極力「ナビ」という言葉を省いて返事をすると返事が返ってくるので非常に難儀なことだよ…という空気になっていたのだけど、何故そこまでナビが嫌いなのか全く解らないところがすごかった。
もしかしたらナビのせいで家族を失ったとかそういう悲しい過去があるのかもしれない…などと思いつつ、面白いので帰り道もナビ設定したらことごとく喋る言葉が無視されていたので笑いをこらえるのが必死な感じでありました。というかもうなんか無視をするためにカーナビを付けているとしか思えない。カーナビ放置プレイか。なるほど。