■ [読書]「禁煙セラピー」 アレン・カー
読み終わるちょっと前から煙草がやめたくてどうしようもない感じになっていたのですげえっちゃすげえ本だと思います。というか、ある程度煙草をやめたいと思っている喫煙者が読まなければ意味のないものかもしれないですけど、今さっき読み終わる直前に最後の一本を吸ってやめた今この瞬間からノンスモーカー…!などと思えと書いてあるのでそう思うことに致します。
あとしばらく離脱症状が出ている間というのは、いつもにまして酷い文章を書くおそれがありますがそこら辺はどうかご容赦ください。この本の人もみんな優しくしてあげてねって言ってたし。ただこの本にそういうことを書いても周りの人は読まないからあんまり意味ないよねと思ったのだけど、非喫煙者としてこれから煙草をやめる人に優しくしてあげようねっていう上から目線だったのかもしれません。うむ。
とりあえず大事なのはもう自分は煙草を吸わなくていいんだって思えるかどうかという所らしいっすよ。あんまり書くとネタバレになるのであれですけども、「頭を壁に打ちつけ続け、それをやめた時の喜びを感じるように」という喫煙の表現がツボにはまりました。
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)
- 作者: アレン・カー,阪本章子
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 1996/05/01
- メディア: 新書
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■ [漫画]「デトロイト・メタル・シティ 1」 若杉公徳
あらすじについてははてなのキーワードがやたら詳しいんですけども、いわゆる変身ものという括りに入れてしまってもいいんじゃないかこれは。一応俺の中でのあらすじはスウェーディッシュポップみたいな音楽が好きな主人公が、何でか知らんがメタルバンドをやっていて色々な葛藤をしつつもメイクもばっちり決めてファックとレイプで生きていく漫画だと思っています。
というかファックとレイプばっかりです。 一秒間に十回レイプ発言とか。あと「俺には母さん父さんいねえ」「俺には友達いねえ」という歌詞のあとに「それは俺が殺したから」とか言っちゃうバンドです。というか主人公の本性がどっちにあるのかというか、自分でもよく解らないままに揺れ動く感じが最高に面白い。流されやすい性格なのだな。
あとまあなんだ、クラウザー二世とその取り巻きの微妙な発言がいちいち面白い。題材としてはありがちだとは思うんだけどなあ。ありがちというかどっかで読んだような漫画なんだけども、なんでこんなに面白いのだろうか。偶像崇拝の面白さとでもいうか。崇拝される側の微妙な心理描写が面白いのだろうな。
全体的に面白かったんだけど、ファック対決で0.5ファッククラウザーさんが勝ったところとか「本能寺の変で織田信長を暗殺したのは誰?」という質問に「それクラウザーさんなんでしょ!?クラウザーさんは信長が邪魔だったんだーーー」というところでどうかと思うくらい笑った。SATUGAIせよですよね。
そんでクラウザーさんの額にある「殺」の字はキン肉マン的にはどうなのだろうかということを考えてそれをここに書こうと思ったのだけど、意外と膨らまなかったので諦めたことをここに書き記しておきます。ファック。
デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))
- 作者: 若杉公徳
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/05/29
- メディア: コミック
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